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私的には、医学博士の石原結實さん、体を温めると免疫力が高まるということで「生姜紅茶」を実践したことがあります。

イラスト入りのこんな本も出していたんですね。連れ合いが借りてきた本です。

本のカバーの裏側には、

ここ35年、病気や病人の数は増える一方・その原因は、運動不足やからだを冷やす食物の摂取過多などによる、日本人の体温低下(低体温化)にあるといっても過言ではありません。

体温が1度低下すると、代謝は約12%、免疫力は30%以上も減衰するとされているからです。

東洋医学では古くから、「薬食同源」といって「食べ物は病気を治す」とされ、漢方の理論として「陰陽論」の考え方があります。

冷え性の人はからだを温める食物を、暑がりの人はからだを冷やす食物をとることが、健康増進や病気を治すための基本的な食事法です。体質に合った食物の選び方や食べ方、また軽い運動も心がければ、さまざまな不調や症状を改善し、健康な状態を取り戻せます。

と書かれています。

<体を温める野菜>には、

ごぼう、れんこん、やまいも、にんじん、玉ねぎ、長ネギ、にら、かぶ、大根、しょうが、赤じそ、らっきょう、パセリ、とうがらし

が紹介されています。

<魚介類>では、

鮭、鯵、いわし、さば、さんま、まぐろ、かつお、たら、ぶり、たい、かれいなど

イラストがどのページにも載っていて読みやすくなっています。

「やまいも」のページでは、

やまいも60gを煮て、1日に3食にわけて食べると糖尿病や下痢の症状を改善します。

など民間療法も紹介されています。

「効果のある食べ方」としては、

卵ととろろを混ぜてしょうゆをかけたとろろ卵かけごはんはからだをよく温めるそうです。

【著者 】 石原結實

【発行所】 河出書房新社

【発行日】 2011年2月18日

【定価】 1300円+税