ダンゴムシを味方につける
花壇に花を植え始めたときに夜の間に葉が食いちぎられているのです。
ヨトウムシでもないナメクジでもなさそうです。
夕方暗くなってから、よく観察しているとなんとダンゴムシがメランポジュウムの花や花粉を食べているではありませんか。
犯人は「ダンゴムシ」だったのです。
花壇には植えた花の苗のほかに食べるものがなかったのでしょう。最初はダンゴムシを一匹ずつ捕まえては殺していたのですが、埒が飽きません。
そこで「ダンゴムシ」を害虫とするのではなく、味方につける方法を考えました。
大量にいただいたもみがらや米ぬかを花の苗の脇に撒いておくと、少しずつ食害が減っていきました。
今では、ミニトマトの枯れた下葉を剪定して土の上に置いておくだけでダンゴムシの餌になります。食べた後の糞は土と混ざっていいし、ダンゴムシが土に潜ることによって、土の中の酸素も増えているようです。
最初のうちは「憎きダンゴムシめっ」
と思っていたのですが、最近では土の上を忙しく歩き回っているダンゴムシをみると嬉しくなってきます。ダンゴムシの数も相当数増えたようです。先日はダンゴムシの赤ちゃんが大量に蠢いていました。