Archives for 読書

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『御徒の女』 中島要著を読む

中島 要著『御徒の女』を紹介します。 第一話 貧乏くじ 17歳 第二話 船出 21歳 第三話 悲雨 23歳 第四話 紅の色 28歳 第五話 ふところ 32歳 第六話 神無月 42歳 第七話 江戸の土 55歳 御徒20組の長沼家に生まれた栄津の生涯を通して、1830年代の女性の暮らしを描いた作品です。 隣に住む穣太郎に想いを馳せるも、同じ組の御徒同士では結婚することはできないという掟があったようです。結婚を諦めていた栄津は、21歳になった時に縁談が持ち込まれて御徒15番組の國木田善三と結婚する。 姑の千代は ...
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『みちづれの猫』唯川恵著を読む

2023年8月25日(金) 今日の姶良市の天候は曇り。 お昼ごろ、すごい雷が轟いたものの雨はそれほどでもなかったです。 先日、姶良中央図書館で借りてきた唯川 恵著『みちづれの猫』を読みました。 私は猫は苦手です。 猫よりは犬の方がいいのです。以前犬を飼っていたこともあるのですが猫は、ちょいと苦手です。 でもこの唯川さんのこの本を読んでいるうちに猫は、人間の心理を読み解くことができる貴重な存在だということに気がつきました。 猫は犬より静かで何を考えているか分からないことがありますが(私の独断と偏見)意外と人 ...
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葉室麟著『影ぞ恋しき』を読む

2023年7月23日(日) 今朝は7時から自治会の公園、公民館清掃の日でした。年に一度全世帯が集まって清掃する日です。各班は年に割り当てがあって公園と公民館の清掃日が決まっています。 定期的にするので公園も公民館周りも綺麗です。 汗をかいたのでシャワーを浴び、エアコンの効いた部屋で後は読書三昧です。 今日は、昨日姶良中央図書館から借りてきた葉室麟著『影ぞ恋しき』を読みます。 葉室麟氏は北九州市小倉生まれ。同じ九州人として親しみを感じます。 『影ぞ恋しき』というタイトルは、古今和歌集の紀貫之の歌。 色も香も ...
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葉室麟著「蜩の記」を読む

2023年7月9日(日) 昨日と今日は、雨も上がりいい天気でしたが蒸し暑く34℃(車の車外温度参照)まで上がりました。 午前中は、9時20分〜11時30分まで姶良中央図書館にお世話になりました。 クーラーの効いたところで読書をする。 最高ですね。年金暮らしの者としては有り難いです。 今回は、葉室麟著、「蜩の記」をお借りしました。 プライムビデオで役所広司が主役の「蜩の記」を観たことがあるので、今日借りてみることにしたのです。 現在は、プライム会員でも無料で観ることができず、レンタルになっているようでした。 ...
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吉長成恭・関根秀樹・中川重年・編「焚き火大全」を読む

週末、七輪を起こしていろいろ焼いて楽しんでいますが、三男が大学を終えて帰ってきました。 私のアウトドアが好きなのに影響されたのでしょうか?大学4年間バーベキューを楽しんだといいます。 先日、最近オープンしたイオン姶良店の本屋さん「未来書店」だったかな?に行ってきました。息子はさっそく「焚き火」の本を探してきて、 「父さん、これ面白いよ」 ということで買ってきました。 定価2800円(税別)の本ですが、アウトドアの好きな方は持っていてもいい一冊かなと思ういい本です。 ずっと楽しめそうです。息子がやりたかった ...
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『松浦弥太郎の仕事術』松浦弥太郎著を読む

「暮らしの手帖」の編集長をされている松浦弥太郎さんの著書です。 この本でためになったことを箇条書きにしてみます。 <生涯のお守りになるルール>という章で ① 飾らないこと ② 真似て学ぶこと ③ 嘘をつかないこと ④ 約束を守ること ⑤ 自立すること ⑥ 欲張らないこと ⑦ 心を込めること がありました。素直に生きること、あいさつがしっかりできる。笑顔でいると運を引き込むなど・・・。 私も普段考えていることが多く、共感して読みましたよ。 最後に 「行いの先に人がいる」 これもまた、重みのある言葉です。 こ ...
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今日(2015.03.10)姶良市立中央図書館で借りてきた本

今日は、朝から冷え込んで小雪が舞い散っていました。 明日も冷え込む様子。 今日、姶良市中央図書館で借りてきた本を紹介します。 ① 『成功を加速する「そうじ力」勝ちグセをつける究極の人言成長ツール』 ② 『貧困を喰らう国~中国格差社会からの警告』 ③ 『メディアを変える キンドルの衝撃』 ④ 『松浦弥太郎の仕事術』 の4冊です。 <追記> 2015年3月11日の朝は室内で9℃でした。...
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今日(2015.02.24)、姶良市立中央図書館で借りてきた本

今日、借りてきた本は、 ① 『Steve Jobs ジョブスと11人の証言』 ② 『手作り燻製ハンドブック』 ③ 『高齢者が働くということ』 ④ 『山が笑う村が沈む~ダムに揺れる五木の人々~』 ④の本は、お隣の熊本県五木の話でつい手に取っていました。昨年11月くらいだったかな、連れ合いと姶良から5時半過ぎに出かけて五木まで行ったのが思い出です。 渓谷の下に川を見ながら狭い道路を走ったのが記憶に残っています。...
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『巨大深海生物の謎を解く』三宅裕志著を読む

ここ2,3年、深海に棲む生物が打ち上げられて話題を呼んでいますね。この本を手にとった時に、深海に棲む生き物ってどんな餌を食べているのだろうと疑問がありました。 <この本を読んで分かったこと> ・陸上に生育している植物は、光を利用して光合成をしているが、深海にある細菌は海底から噴出する硫化水素を利用して「化学合成」をしていること。 ・人間には有毒である硫化水素を吸っても生きていけるハオリムシという魚がいる。 ・海のおにぎりのおかげで深海生物は生きていける。海のおにぎり「マリンスノー」は、植物プランクトンが老 ...
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