葉室麟著『影ぞ恋しき』を読む
2023年7月23日(日)
今朝は7時から自治会の公園、公民館清掃の日でした。年に一度全世帯が集まって清掃する日です。各班は年に割り当てがあって公園と公民館の清掃日が決まっています。
定期的にするので公園も公民館周りも綺麗です。
汗をかいたのでシャワーを浴び、エアコンの効いた部屋で後は読書三昧です。
今日は、昨日姶良中央図書館から借りてきた葉室麟著『影ぞ恋しき』を読みます。
葉室麟氏は北九州市小倉生まれ。同じ九州人として親しみを感じます。
『影ぞ恋しき』というタイトルは、古今和歌集の紀貫之の歌。
色も香も昔の濃さに匂へども植ゑけむ人の影ぞ恋しき
という和歌から取ったようです。
意味は、
色も香りも昔のままに咲き香っている花を見ると、この花を植えた亡き人の面影が恋しく思われるという故人を慕う歌とあります。
他の著に『蜩ノ記』で直木賞受賞