薩摩川内市入来町にある「松下田の田の神」です。
この「田の神」様は、後ろから見ると男根にそっくりです。
これは、生殖と増産とが結びついた古代以降の信仰を現していると記されています。
説明板では、
この田の神像は元文二年(1737)十月に造立されたものですが、甑(こしき)のシキをかぶり、袴の裾を引きしぼりメシゲを持つという型の田の神像としては入来で最初に現れたものです。
これを後ろから見て下さい。男茎型ですが、これは生殖と増産とが結びついた古代以降の信仰を現しているのです。
薩摩川内市教育委員会 昭和57年3月16日 指定
記されています。