GI値の低い食品とは?
『糖尿病が消える「ちょっとした」きっかけ16』糖尿病患者だった医師、清水一郎著を読んでいると、
糖尿病になりにくいGI値の低い食品を選んで、小ぶりの器に盛っていただきましょう。
とありました。
「GI値」ってなんだろうと調べてみました。
食べ物はなんでも消化される段階で糖に変わっていきますが、血液中の当分が急に増えるとインシュリンが血糖値を下げようとします。このインシュリンの分泌がふえると、脂肪が作られ肥満のもとになるようです。
GI値とは「グラミック・インデックス(Glycemic Index)」の略。
体に取り込まれた食品が体内で糖に血糖値が上がるスピードを計ったもののことをいうのだそうです。
糖尿病予備軍の方や糖尿病の方もそうでない方も、GI値の高い食品でなくて、低い食品を選んで食べると体にいいというわけです。
私は麺類が好きなんですが、インスタントラーメンなどはGI値が70と高いですね。菓子パンや食パンなどは90と値が高いです。
白米よりは玄米のほうが低い。白米よりお粥にすることでまたGI値が低くなります。一般に肉類や魚類はGI値が低いので甘い食品よりそういったものを選んで食べるといいんですね。
チーズや豆腐、野菜類はGI値が低いので普段の食生活の中ですすんで食べるようにするといいわけですね。
<追記>
麺類のGI値を参考までに載せてみます。
・ビーフン88、うどん80、そうめん68、スパゲティ65、中華麺61、そば59
麺類が好きな方はうどんよりも蕎麦のほうがいいわけですね。スパゲティが意外と低いので驚きでした。
昔の人たちの粗食には、ごはんとお味噌汁で体によかったわけですね。現在のようにGI値の高い食品が多いので気をつけてできるだけGI値の低い食品を選んで食べることが健康な体を維持できることにつながるようです。