konoyasai141219

「はじめに」で有元さんは 豊かな野菜生活のすすめを書いています。

春先のキャベツの淡い緑色、さや豆のシャキシャキした歯ごたえ、夏の光を浴びてパチンとはじめそうなトマトの味わい、土からの贈り物であるごぼうの食感と香り・・・・。

世の中にはたくさんの食材がありますが、その中でもいちばん贅沢なのは「野菜」ではないかとよく思います。時期を選び、土を落とし、扱いに気を遣い、と手間がかかります。

そのわりにマンネリ化したり、メイン料理にならなかったり。

けれども、思いがけない調理法でとびきりおいしくなるのも、食べることで自然と体調がよくなるのも野菜の力です。

そうですね。我が家も朝は野菜たっぷり入れたスムージーを飲んでいますが、野菜の効果が出ているかなと思います。有元さんは、いろいろな野菜の調理法を紹介しています。

じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ、大根、白菜、グリーンアスパラ、さや豆、セロリ、トマト、なす、にんじん、ごぼう、れんこんなど。

<a>  1年中身近にあるおなじみの野菜 新ものはその時期ならではの食べ方で

<b> まるごと一つを使い切りたい野菜

<c> 春先から初夏にかけての香りや季節感を楽しむ野菜

<d> 勢いをまるごといただく夏野菜

<e> 思いがけない食べ方以外においしい野菜

<f> 安価であると同時に使いやすい野菜

<g> ほっくり感がやめられないいも類

<h> たっぷり食べたいグリーン野菜

<i> 滋味深い味わいでお腹の調子もよくなる根菜

【著者】 有元葉子

【発行所】 筑摩書房

【定価】 1700円+税