『マッサン流「大人酒の目利き」』~「日本ウイスキーの父」竹鶴政孝に学ぶ11の流儀~を読む
今(2015年1月8日現在)、NHKの朝ドラでは、「マッサン」が人気です。舞台は山崎から北海道余市に変わってきました。
この本は北海道小樽でホテルのバーテンダーをされている方が書いた本です。
著者の野田浩史さんは、2013年竹鶴アンバサダー・オブ・ザ・イヤーオーセントホテル小樽 チーフバーテンダーの肩書きを持ちます。
<序章> リタへ捧げる「政孝ウイスキー」のカクテル
<第1章> 日本初のメイド・イン・ジャパンのウイスキー・・・竹鶴政孝とリタの苦悩
<第2章> 「北海道の天恵」竹鶴政孝に学んだ町おこし
<第3章> 「大人酒」の目利きになる
<第4章> コンビニやスーパーの酒を10倍おいしく飲む方法
<第5章> ストーリーを肴においしく飲むのが「大人酒」
あとがきに
「大人酒の目利き」になれる11の流儀
が記されています。
■ 五感で酒を楽しめる
■ ひとりでもおいしく酒が飲める
■ 「店肌」のよいバーの見極めができる
■ カウンターでは周りへの配慮を忘れない
■ ストーリーを楽しみながら酒を飲む
■ 見えないものの価値がわかる
■ おいしいノンアルコールのカクテルを知っている
■ 安価な酒をおいしく飲む方法を知っている
■ 安価なおつまみをおいしく食べる方法を知っている
■ 地元の「風」を感じながら、地酒の個性を愛す
■ ”酒聖”竹鶴政孝へのリスペクトを忘れない
と11の流儀が上げられています。
<第4章>のコンビニやスーパーの酒を10倍おいしく飲む方法では、ビール、日本酒、ウイスキーなどをおいしく飲む方法が書かれています。
例えば、
「ブラックニッカ」や「トリスウイスキー」などは冷凍する
ホワイトリカーと同じく、ウイスキーなどの蒸留酒は冷凍庫に入れても凍らずにとろとろになります。安価なウイスキーでも、混ぜ物の雑味がとれて香りもまるくなり、高級感が味わえるんです。
冷凍ウイスキーのハイボールは最高です。
ほかに
ウイスキーを先に飲んで、あとで生クリームを入りのコーヒーを飲む。口の中でつくるカクテルです。・・・なんていうのもあります。
【著者】 野田浩史著
【発行所】 講談社+α新書
【発行日】 2014年8月20日
【定価】 840円+税