家の光協会から出版されている『百姓探訪』

立松和平さんが急逝したため息子さんの作家である立松和平さんが前書きを書いています。立松和平さんが亡くなってから出版された本です。以前読んだことがあったのですが、再度読んでみました。

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田舎の地方の暮らしを見つめてきた立松和平さんの生き様を息子さんの心平さんも共感して、南西諸島の石垣島でさとうきびの伐採作業を体験しています。父の生き方が息子にまで影響を与え作家になったといっても過言ではないでしょう。

この本では、

① 大分県由布市・・・酪農家夫婦の始めた農家レストラン

② 北海道別海町・・・都会での生活を捨てて酪農を目指す若者のこと。

③ 島根県益田市・・・メロンつくりに励む人々。

④ 広島県安芸高田市・・・中山間地域で農業を事業として成立した7人の侍の話。

⑤ 静岡県磐田市・・・チンゲンサイに取り組む母ちゃんたちの取り組み。

など全国を巡って農に取り組む人々の生き方をルポしています。そのほかにもいろいろ紹介されています。