2015年7月6日 (月)

明日は「七夕」だというのに姶良市は今日も雨である。南九州はほとんどのところで雨である。

いやになるほどの雨で部屋中が湿っぽくてカビが生えそうである。そうならないように除湿機をかけている。

今日は仕事から帰ると、我が家から車で3ほどで行ける船津温泉に行ってきた。

雨で庭仕事もできないので夕飯までの時間を持て余すより温泉に使ってのんびりしようという考えである。

先週末は土曜日も仕事が入ったので日曜日だけだと休んだ気がしない。身体が週5日制に馴染んでいるのだろう。

温泉が一番ストレスを解消するにはいいと思っている。

汗をかいた体を洗い場で流し、露天風呂に入る。船津温泉の露天風呂は大きく小学生の低学年だと喜んで水に潜ったり、ばしゃばしゃとプール替わりにしている。子どもにとっても最高の場所である。

この露天風呂のまわりの岩に大人がひとりゆうに寝っ転がれるくらいの大きな一枚岩がある。

体があったまるとこの一枚岩の上で、仰向けになり寝る。

周りから見ると、体にはタオル一枚もかけないスッポンポンな状態はおかしな格好に違いない。時にお湯の温度を測りにくるおばちゃんがいるのだがこんな格好をみると笑ってしまうだろう。

起きてみるといつのまに入ったのか露天風呂の中のおじさんが、

「毎日、雨でいやになるね」

と声をかけてくる。

「そうですね。明日は、曇りのち晴れの予報でしたよ」

と相槌をうつと、

「明後日は、また雨だろう」

と・・・・。

雨は温まった体をほどよく冷ましてくれる。雨が体に当たるのもいい感触だ。

体が冷えるとまた露天風呂に入ればいい。

時々はサウナにも入り、汗をかくと次に水風呂に入り、次に露天風呂と順繰り入るのが私は好きだ。

こうして時間が過ぎ、我が家に帰るとちょうど冷えたビールが待っている。なんともいえない独りだけの時間。連れ合いがくるまでの私の密かな楽しみである。