ソテツの新芽をクロマダラソテツシジミの幼虫が食い荒らす
鉢植えのソテツ。伊集院の友人からいただいた大切なものです。
1週間前くらいからソテツの新芽が出てきて30cmほどにもなり楽しみにしていました。今朝、庭を見回るとなんとソテツの葉先が黄色く萎れているではありませんか。
よ~く見るとなんと、小さな幼虫が蠢いています。
その数30匹はいたでしょうか。
1枚1枚ソテツの葉を丹念に見ていき1匹ずつ捕まえては潰していきます。
あと一日でも遅れると新芽は全部食い荒らされていたことでしょう。
この幼虫は奄美ではソテツにつくクロマダラソテツシジミの幼虫です。
ネットで調べてみるとこの蝶は、もともとはフィリピンなどの南方系の蝶で、台風で運ばれたり、昆虫愛好家が持ち込むなどして生息域を拡大しているのだそうです。
奄美では大きなソテツに新芽を食い荒らし丸裸にしているのをよく見かけました。
我が家の小さな鉢植えのソテツに卵を産み付けるくらいですから、このクロマダラソテツシジミの成虫は鹿児島でも相当数いるものと思われます。