硫黄の匂い立ち込める霧島市牧園町三体堂「野々湯温泉」
もう20年前に一度行ったことのある霧島市牧園町三体堂にある「野々湯温泉」に行ってきました。20年前はサークルのセミナーで行ったので夜、暗くなってから温泉に入ったのを覚えています。
この「野々湯温泉」は標高のかなり高いところにあります。
関平温泉をさらに進んでいくとうさぎの看板があるのでその道路をさらに登っていくと右手にあります。
湯治客も利用できる敷地の大きな温泉です。オートキャンプを楽しんだり、ログハウスなどにも泊まることができたりします。
脱衣所から露天風呂までの通路は長くゆったりした空間です。
露天風呂では硫黄の匂いがします。
外には船の形や長四角の形をした湯船があります。
天然の蒸しサウナもあり、途中には「水風呂」もあります。
水は冷たく火照った体を覚ましてくれます。最高で~す。
洗い場も広々としていてゆっくりできます。
おじいさんとお孫さんたちでしょうか。のんびりとお湯に浸かっていました。温泉から出て玄関のところでゆっくりしていると
「野々湯温泉のしおり」が掲示してあるのを見つけました。
「野々湯温泉のしおり」には次のように記されています。
野々湯温泉は、薩摩藩士、新納勇助が勤王志士として明治維新の功績により内務省から拝領したことがこの温泉の始まりで、新納勇助自身もその折、数十箇所の刀傷を受け、当温泉にて傷を癒したのです。
以来絶えることなく、泉温摂氏66度、無色無臭の自然湧出温泉で昔から胃腸病の薬として飲用され、又山仕事の傷薬として珍重され今日に至っております。
このしおりの前には1リットル30円で温泉水を買うことができます。
姶良市の我が家からはすこし遠いですが、時間があるときに又行ってみたいと思います。眺めがいいので最高な気分になれますよ。