姶良市蒲生町、「下久徳の田の神」
姶良市蒲生町、蒲生高校の近くにある「下久徳の田の神です。
この田の神様は、石をくり抜いた石碑型では県内最古と言われているようです。
右手に飯杓(めしげ)左手に椀を持っています。
オオイタビの蔓が田の神にまとわりついています。
説明板によると、
下牛徳の田の神
高さ130cm、幅70cmの自然石前面を舟形にくぼめ像高80cmの田の神像を浮き彫りにしている。
短い衣と短い袴の豊作姿で、右手に飯杓(めしげ)、左手に椀を持った像には着色が施してある。
記銘からみて、明和5年(1768)の造立とされ、石碑型の田の神像では県内最古といわれている。
(昭和43年3月29日指定)
鹿児島県指定民俗文化財です。
民家と民家の間にあるので見つけにくいです。標識から50m先と表示されています。