『二十四節気で楽しむ庭仕事』曳地トシ+曳地義治著を読む
著者の曳地さんご夫婦は、個人の庭を専門に、農薬を使わない病中害対策など、自然環境に配慮した庭づくりとメンテナンスをおこなっているガーデンサービスを仕事としています。
著書に、
『オーガニック・ガーデン・ブック』 『無農薬で庭づくり』 『虫といっしょに庭づくり』 『雑草と楽しむ庭づくり』などがあります。
表紙には、
季語を通してみると、庭仕事の楽しみ100倍。
めぐる季節のなかで刻々変化する身近な自然を、オーガニック植木屋ならではの眼差しで描く。
とあるように、
ガーデニングを俳句を織り込んで紹介しています。
■ 春
■ 夏
■ 秋
■ 冬
夏や秋の項目では、虫がたくさん紹介されています。
私も庭いじりをしていて困っている生き物のひとつにナメクジがいます。
ナメクジの項では、
なめくぢの
たゆまず進む
葉陰かな
という俳句を紹介。
ナメクジ対策として、
① 庭に雑草が適度にはえていること。
② ナメクジの好きなマリーゴールドやペチュニア、レタスやキャベツ、シソやナスなどをたくさん植えない。
③ 夜行性なので夕方の水やりで活動が活発になるので要注意。
④ 落ち葉や枯れ草をそのままにしないで処理すること。
とありました。
我が家では米ぬかを大量に撒いたことでナメクジが異常に増えたようです。毎晩、懐中電灯を片手にナメクジを見つけては処分しました。お陰でだいぶ数が減ったように思います。