最近知人からイノシシの話を聞きました。夜道を車で走っていると交通事故にあったイノシシがふらふらと歩いていたというもの。
場所は蒲生町から伊牟田温泉に抜ける山道。昼間でも薄暗いところがあり、イノシシや鹿が出てきそうなところです。

イノシシや鹿が増えてきた要因は農家の方も高齢化して休耕地が増えてきて、山にいるイノシシが里に降りてきているのでしょう。

奄美大島の林道を昆虫や野山の花を撮影するために歩いていると獣道を見つけることがよくありました。

昼間ですが、リュウキュウイノシシと出くわしたこともあります。

人を見るとすぐに林の中へ逃げ込みますが、一目散にどこまでも逃げるわけではありません。ある程度人間との距離をおくと、こちらの様子を観察するために首だけ振り向いてこちらの様子を観察するのです。

この著者である江口 祐輔氏も同じようなことを記しています。イノシシは臆病だけど、かしこい動物で人のことをよく観察していると、山から里に降りてきたイノシシはかしこくなり人の手に負えないようになる。

山にいる多くのイノシシを捕獲するより、こういう里に降りてきて田んぼや畑を荒らす不良イノシシを捕獲することが一番だといいます。

この本には、イノシシの生態や捕獲法、イノシシの食べ方までも記されています。

【関連サイト】

「しまねの味開発指導センター」

このサイトには、から揚げ、ハンバーグ、ジャーキー、チャーシュー、佃煮などのイノシシのレシピを公開しているようです。

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