『料理人たちのための ジビエガイド ~上手な選び方と加工・料理』神谷英生著を読む
最近、「ジビエ」という言葉をよく聞くようになりました。先日もTVでジビエ料理で有名な料理人が鴨料理をしていました。
ジビエってなんのことでしょうか?フランス語のようです。
ジビエ(フランス語:gibier)とは、
「狩猟によって得られた野生の鳥獣の肉を指す」
ようです。そのジビエ料理がなぜ今流行っているのか?それは高齢化が進み狩りをするハンターが減ってしまって、猪、ニホンザル、鹿などが異常に増えているからです。
猿は「ジビエ」として食べられないようですが、農作物を荒らす鳥獣として困っています。
姶良でも山手に行くと、鹿、いのしし、たぬきなど頻繁に出てきているようです。人よりもこのような野生の生き物が増えてきて農作物を荒らすと大変ですよね。そこで行政もこうした被害の対策として捕獲した鳥獣の肉を食材として利用しようという動きが活発になっているとのことです。
ではこの本の項目を紹介しましょう。
<第1章> ジビエの仕入れ知識
<第2章> 野鳥
<第3章> 獣
<第4章> ジビエ料理
第4章では、ジビエを使った料理のレシピになっています。写真入りでわかりやすい構成になっています。
【著者】 神谷英生(かみや ひでお)
【発行所】 株 柴田書店
【発行】 2014年10月20日
【定価】 3200円 +税