Archives for 読書 - Page 2
『鳥・人・自然 ~いのちのにぎわいを求めて~』樋口広芳著を読む
本の見返しには 鳥とのつき合いは、鳥をとりまく自然とのつき合いであり、また鳥や自然とかかわる人とのつき合いでもある。 そこにはいろいろなドラマがあり、刺激に満ちた時間がある。 本書で私は、私がこれまでに見聞きしてきた鳥の世界の驚きや不思議、また鳥を生かす自然の成り立ち、そして鳥にかかわるさまざまな人間模様について紹介していこうと思う。 と記されています。 東京大学出版会から出されているこの本の中には、 ・手のひらに乗って餌を啄んでいる雀の話 ・子育て真っ最中のカラスの攻撃性の凄さ ・イソヒヨドリのこと。 ...
『死を悼む動物たち』バーバラ・J・キング著 秋山勝=訳を読む
著者のバーバラさんは、自然人類学が専門でアフリカやアメリカの各地でサルや大型類人猿の研究を行ってきた方です。ウイリアム・アンド・メアリー大学の教授です。 いろいろな動物たちを事例に動物たちが人間と同じように「死」に対して無頓着ではなく、家族や仲間の死を悲しんでいると・・・・。 本の見返しには、 動物たちは家族や仲間の「死」を悲しんでいるのか。これまで科学は、人間の感情を安易に動物に投影することを禁じてきた。だがこの数年、死をめぐる動物たちの驚くべき行動が次々と報告され自然人類学者である著者も数年にわたる実 ...
『池波正太郎のそうざい料理帖』池波正太郎著を読む
著者の池波さんは、兜町の株式仲買店に勤め、中学時代より高給をとるようになり、銀座界隈の名店・高級レストランを食べ歩くようになる。 と巻末の著者紹介に記されています。 著書に『鬼平犯科帳』が有名ですね。テレビの時代劇でも放映されました。 この本の中には、いろいろなお店が紹介されています。 さて、どんなお店が出てくるのか紹介しましょう。 ・鰻「前川」・・・台東区駒形2-1-29 ・甘味処「竹むら」・・・千代田区神田須田町1-19 ・洋食「たいめいけん」・・・中央区日本橋1-12-10 ・洋食「松栄亭」・・・千 ...
『イラストでわかる 体を温める食べ物&食べ方』石原結實著を読む
私的には、医学博士の石原結實さん、体を温めると免疫力が高まるということで「生姜紅茶」を実践したことがあります。 イラスト入りのこんな本も出していたんですね。連れ合いが借りてきた本です。 本のカバーの裏側には、 ここ35年、病気や病人の数は増える一方・その原因は、運動不足やからだを冷やす食物の摂取過多などによる、日本人の体温低下(低体温化)にあるといっても過言ではありません。 体温が1度低下すると、代謝は約12%、免疫力は30%以上も減衰するとされているからです。 東洋医学では古くから、「薬食同源」といって ...
『二十四節気で楽しむ庭仕事』曳地トシ+曳地義治著を読む
著者の曳地さんご夫婦は、個人の庭を専門に、農薬を使わない病中害対策など、自然環境に配慮した庭づくりとメンテナンスをおこなっているガーデンサービスを仕事としています。 著書に、 『オーガニック・ガーデン・ブック』 『無農薬で庭づくり』 『虫といっしょに庭づくり』 『雑草と楽しむ庭づくり』などがあります。 表紙には、 季語を通してみると、庭仕事の楽しみ100倍。 めぐる季節のなかで刻々変化する身近な自然を、オーガニック植木屋ならではの眼差しで描く。 とあるように、 ガーデニングを俳句を織り込んで紹介しています ...
『ズボラさんのお弁当』今泉久美著を読む
読むというより見て作る料理書です。 食材でさがして弁当のおかずを作ることができるようになっています。例えば冷蔵庫に小松菜があるとします。「あいうえお」の索引がついているので、「こ」のところに「小松菜」があります。 小松菜で作るレシピは2つあります。 「小松菜と油揚げのさっと煮」と「小松菜とのりのわさびあえ」 今はクックパッドがあるのでモバイル端末で検索して料理を作ることができますが、この本を手元に置いておけばいつでも暇なときに眺めて 「今夜はこれにしよう」 とおかず作りが楽しくなること間違いなしです。 著 ...
『ワインがおいしいチーズ料理』勝身利子著を読む
■ 前菜&おつまみ ■ サラダ ■ 肉料理 ■ 魚料理 ■ 野菜&卵料理 ■ デザート&お菓子 ■ ご飯&パスタ ■ スナック ワインに合うチーズ料理を紹介しています。上の項目ごとに料理と合うワインが紹介されています。 例えば、チーズ春巻きには「カサブランカ・ソーヴィニョン・ブラン」 チーズカナッペには「クワジュ・ピーチ」、ごまチーズボールには「ヴィラ・マリア・PB・ソーヴィニョン・ブラン」 上のような素敵なイラストが多用されていて読みやすいです。 上の写真は「シーフードチーズカレー」作り方も掲載されてい ...
『ひとりガサゴソ 飲む夜は・・・』 椎名誠著を読む
椎名誠さんという方はよほどのアルコール好きらしい。 ぼくの記憶にある酒量では一人でビール一晩、1ダースというのがある。 大瓶の1ダース12本である。 下戸の方にはわからないと思いますが、飲みすぎて前日の記憶が一部抜け落ちていることがあります。椎名誠さんも どうしてなのか、とにかく昨夜の記憶がまったくないのだから訳がわからない。 というくだりがあります。 ホテルの自分の部屋をお風呂と間違えて、朝起きてみたら衣服を全部脱ぎ捨てて素っ裸だったらしい。 記憶がないというのはこわいですよ。他人に何か迷惑をかけたり嫌 ...
『子どもの顔見て食事はつくるな』幕内秀夫著を読む
<第1章> 子どもの顔見て、頑張り方を間違っていませんか? <第2章> お父さんの健康のためにも、子ども中心で考えてはいけません <第3章> お母さんの健康のためにも、子ども中心で考えてはいけません <第4章> 簡単・ムダななし!みんながよろこぶ粗食ごはん <付章> パパ・ママ・ボクの健康を守る粗食ご飯 7日間 実践メニュー では、 <月> 朝:ごはん、味噌汁(わかめ・豆腐)、漬物(大根のぬか漬け)、わけぎといかの酢味噌和え、納豆 昼:とろろ蕎麦、煮豆(大豆・昆布)、ほうじ茶 間食:焼き芋( ...
『子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻 ~孫が幸せに育つために~』
① 祖父母だから、できること ~孫との関わりの大きなメリット~ ② 孫の育児に関わるうえでの大切なポイント ③ 世代間ギャップ、価値観の違いを感じたら ④ しつけよりも、勉強よりも、大切なこと ~それは、自己肯定感です~ ⑤ 抱っこできるのは今だけ ~抱きぐせなんて、気にしない~ ⑥ 「自分は大切にされている」と思えない子が、どうして人を大切にできるでしょうか ⑦ 「甘えさせる」と「甘やかす」は違います ⑧ じゅうぶんに、安心感をもらった子どもが自立します ⑨ たとえ時間がかかっても、子どもにやらせてみま ...